本物の陶芸家から学ぶ! “陶芸授業”がスタート

作業療法学科1年生の授業「基礎作業学演習Ⅱ」で、
今年も本物の陶芸家の先生をお迎えした“陶芸授業”が始まりました!

初回の授業では、学生たちが初めて触る粘土のやわらかさに思わず笑顔に。
「形が変わっていくのが面白い!」「意外と力がいるんだ!」など、驚きと発見の声がたくさん聞こえてきました。
教室は、ものづくりへのワクワク感と活気でいっぱいです。

粘土に触れて“体験する”作業療法

陶芸は、ただ作品を作るだけの授業ではありません。
指先の繊細な動き、腕や体の使い方、集中して手を動かす心地よさ——。

陶芸には、心と身体の両方に働きかける力があり、作業療法の世界でも重要な作業のひとつとされています。
実際に粘土をこね、形を作る過程そのものが、リハビリテーションの一部となることもあるのです。

作品作りを通して、
「手を動かすと気分が落ち着く」
「集中して作業するとリフレッシュできる」
といった効果を、学生たちは自分の身体で実感しています。

“作業療法とは何か”を自然に理解できる授業

陶芸には、創作活動を通して心身の回復を目指すという特徴があり、
近年では「陶芸療法士」という民間資格も登場するほど注目されています。

学生たちは、作業療法士の“卵”として、陶芸という作業が持つ魅力や力を、
ただ学ぶだけでなく実際に体験しながら理解しています。

「ものづくりって楽しい!」という感覚が、
「作業療法ってこういうことか!」という理解につながる——。
そんな貴重な教育機会となっています。

ものづくりの楽しさと、作業療法の奥深さの両方を味わえる、この陶芸授業。
学生たちがこれからどんな作品をつくり、どんな学びを深めていくのか、どうぞ楽しみにしていてください!

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