動物介在療法を学ぶ第一歩!ホースセラピーに触れる特別授業!

2025年9月22日(月)、本校の1年生を対象に特別授業「動物介在療法におけるホースセラピープログラム」を行いました!
講師は、ホースセラピー研究の第一人者である 東京農業大学・川嶋舟先生。

「ホースセラピーって、馬と触れ合うだけじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。
実は、リハビリや福祉の現場で注目される理由がたくさんあるんです。

ホースセラピーで期待できる効果

川嶋先生の研究によると、ホースセラピーは身体・心理・社会 の3つの側面に効果があると報告されています。

「身体的効果」
○馬に乗ることでバランス感覚がアップ
○体幹や下肢の筋力を強化
○姿勢保持の改善

「心理的効果」
馬とのふれあいでリラックス
○自信や満足感を得られる
○感情や衝動のコントロールがしやすくなる

「社会的効果」
馬やスタッフと協力する中でコミュニケーション力を育む
○他者との協働を通じて社会性を高める

特に、生きづらさや心理的な不安を抱える方にとっては、馬と信頼関係を築くことで自尊心が高まり、自己表現や自立を支えるきっかけになるそうです。

本校ならではの学びの流れ

本校では、1年次に理論を学び、2年次で実際に体験するという流れを大切にしています。
今回の特別授業で理論を理解したうえで、来年度は実際にホースセラピーを体験します!

「知識」と「体験」をつなげることで、医療・福祉の現場でどう活かせるかを考える力を育てます。

学生の声(授業後の感想より)

「馬と人の関わりが、こんなに多方面に効果があるなんて驚きました!」
「来年の体験がますます楽しみです!」
「患者さんのリハビリにも応用できると思うとワクワクします」

ホースセラピーは、ただ「楽しい体験」ではなく、リハビリテーションの可能性を大きく広げる学びの場です!
本校は、学生が新しい医療のかたちに触れ、将来の仕事へつなげられるように、こうした特別授業にも積極的に取り組んでいます!

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